「教えてもらう」から「自ら考える」健康相談へ
「メディカルヘルスコーチ」とは、医療(メディカル)と健康(ヘルス)の専⾨家である医師、保健師、看護師、管理栄養⼠等であり、かつコーチング技術を持つ⼈のことです。
クライアントが出来ないことよりも、出来る事に⽬を向け、やりたい事や実現したい⽣活を⽬標に、健康⾏動をとるだけなく、とらないという選択も含め、クライアント自身が⼼と⾝体を整えていく⽅法を選択し、悔いの無い⼈⽣を送るための「健康⾏動の選択」をお⼿伝いする健康相談が「メディカルヘルスコーチング」です。
そのベースには、クライアントが「メディカルヘルスコーチは、私の応援者だ」と思える信頼関係が必要です。「メディカルヘルスコーチング」では、クライアントとの関わり方が下記のように変わります。
従来の健康相談
問題を明確にし、解決⽅法を探す
健康診断結果の正常範囲外を改善する
→ 0(マイナスからゼロへ)
主役は保健医療職です
健康医療従事者があなたからの情報を得て
⽅法を紹介します
保健医療従事者が⼀⽅的に伝えます
メディカルヘルスコーチング
なりたい⽬標を明確にし、⽬標達成⽅法を探す
健康診断結果の問題の有無に関わらず、より健康な状態を⽬指す 0 → +(ゼロからブラスへ)
主役はクライアントです
クライアントの強みを活かして、取り組みやすい⽅法、楽できる⽅法を⼀緒に探します
双⽅向です(同じくらい話します)
セミナープログラム
入門コース 3 時間
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コーチングスキルを使った健康相談のデモンストレーション
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ティーチングとコーチングの違い
中級コース 6時間× 4日
問題意識の低い人への対応
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信頼関係をつくる
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相談のフローを意識する関わり方
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健康問題を意識していない人へのアプローチ
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問題の所有者を明確にする
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自己決定を促す
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行動計画を立てる
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アセスメントを用いた相談
基礎コース 6時間× 4日
自ら相談したい人への対応
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話しの聴き方
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質問の方法
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フィードバック方法
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情報やアドバイスの伝え方
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タイプ別のコミュニュケーションスタイル
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相手の強みを見いだす
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共依存を防ぐ関わり方
上級コース 6時間× 4日
困難事例への対応
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相手の感情に巻き込まれない
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目的の共有化
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会話の土俵に乗る
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言いにくいことを伝える
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WinWinの関係をつくる
友人から教えてもらい紹介セミナーを受講したことから始まりました。コミュニケーション技術のセミナーはいくつか受講していたので、その延長で受講しまし た。最初は明確な目標がありませんでした。今では自分の中に新たな目標ができました。「一人でも多くの人の笑顔が見たい。」という壮大なものです。大きすぎて達成はでいませんが、一歩ずつクリアしていきたいと思っています。セミナーで得たことは、怒りっぽい、キレやすい私はいなくなりました。今の自分はどんな状態なのかを自己分析しながら会話ができるようになったからかな…と思います。(札幌市 TK保健師)
セミナーを受けて、自分を信じ、前に進みたい!っていう気持ちが強くなって、前より自分が好きになりました。相手の大切にしているものを知りたい!そんな気持ちで、心地よく話せる健康相談を体験できてよかったです。そのおかげで今、仕事が楽しいです。スキル以外にも大切なものをもらったセミナーでした。(仙台市 YY保健師)
セミナー参加者の声